こんな症状はありませんか?
- 顔の片側がぴくぴく動く
- 眉の下が痙攣するが動かない
- 突然、顔の片側が動きにくい
- 目がうまく閉じられない
- 食事や洗顔で口から頬、前額に激痛が走る
- 顔の痛みやピリピリ感
- 涙が出にくい、または過剰に出る
- 顔の感覚が鈍い
など
顔面のけいれん・麻痺・痛みから考えられる疾患

顔面に麻痺症状が現れている場合、脳や脳神経の顔面神経、三叉神経に何らかの異常が考えられます。悪化する前の早期診断が重要ですので、上記の症状が現れた際は、大阪市北区の梅田 脳・脊髄・神経クリニックへお気軽にご相談ください。田辺理事長は顔面けいれん・三叉神経痛の根治術のエキスパートで(第26回日本脳神経減圧術学会 会長)、大阪および東京(町田脳神経外科)で手術を行っています。
顔面けいれん
顔面けいれんは、脳神経の顔の筋肉を動かす神経である顔面神経が、頭蓋内で脳血管に圧迫され、その刺激によって片側の瞼がピクピクすることで始まります。進行すると片側の頬、口の方まで収縮し、開眼困難になることもあります。
時に脳腫瘍や血管奇形で生じることもあるので、先ずは専門医による診察と、けいれんの原因を診断するMRI検査が必要です。
多発性硬化症
多発性硬化症は、脳や脊髄の神経線維の髄鞘が損傷される自己免疫疾患の一つです。病変が生じた部位によって症状は様々ですが、症状の一つに顔面のしびれや三叉神経痛と同じ顔面痛が挙げられます。正確な原因は不明ですが、30歳前後の比較的若い層に好発する傾向があります。
顔面神経麻痺(ベル麻痺)
顔面神経麻痺、いわゆるベル麻痺は、顔面神経のウイルス感染が原因であり、特に単純ヘルペスウイルスへの感染が多いとされています。しかしながら、小さな脳梗塞や脳腫瘍が原因であることも稀にあり、専門的診察とMRI検査が必要です。
突然顔の片側が麻痺するのが特徴で、一般的にそれ以外の症状を伴いません。早期に適切な治療を行うことで、後遺症なく治癒できる可能性があります。
ハント症候群
ハント症候群は、水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化によって、顔面神経の炎症が引き起こされる疾患です。顔の麻痺に先立ち、耳タブやその周囲への帯状疱疹(痛みを伴う赤い水ぶくれ)が生じるのが特徴で、聴覚・味覚障害やめまいなどを伴うこともあります。
顔面麻痺の症状はベル麻痺と似ていますが、通常はより重症で、完全回復の確率も低くなります。また、帯状疱疹の症状によって、より強い痛みを伴うことが多いのも特徴です。
三叉神経痛

三叉神経痛は、脳神経の中の顔面の感覚を司る三叉神経に異常が生じることで引き起こされる、激しい痛みのことです。多くの場合、頭蓋内の血管が三叉神経を圧迫することで発症しますが、まれに腫瘍や多発性硬化症などが原因となることもあります。
典型的な症状は、顔の片側に起こる瞬間的な鋭い痛みです。この痛みは、顔を洗う、歯を磨く、食事をする、話すなどの日常的な動作で誘発されることが多く、症状が強くなると食事すら困難になることがあります。
先ずはMRI検査による原因の診断を行い、抗てんかん剤が疼痛のコントロールに有効です。薬剤コントロール困難な例においては、根治術が有用です。